太陽光発電の製品保証と出力保証について

太陽光発電の保証について

メンテナンス・点検は必須です

太陽光発電システムは長期間に渡って利用するため、メンテナンスや点検を行う事が必要となります。そのため、こういったサポートや保証を十分確認したうえで購入するようにしましょう。

 

保証内容は充分に確認を

国内で販売されている太陽光パネルのほとんどに、最低でも10年の保証期間が設けられています。
この10年という保証期間には理由があります。

 

それは国から補助金を受けるための条件として、10年の保証期間を設けなければ認定条件を満たさなかったからです。
(国の補助金は平成25年度で終了しました。)

 

ただし、メーカーによって保証内容が異なったり、例えば発電モニターの保証期間が1年や2年であったり、接続ケーブルや接続箱などの部分的箇所の保証期間が異なる場合もあります。

 

また、メーカーによっては、メーカーが認定した販売店または施工業者以外の販売店や施工業者に依頼をした場合に保証の対象とならない場合があります。

 

通常の場合、このようなことはほとんどないのですが、万が一ということも考えて、チェックするようにしてください。

製品保証と出力保証

太陽光発電には製品保証と出力保証の2つがあります。

 

製品保証とは

製品保証とは、設置後に製品の不良によって太陽光パネル(モジュール)等に故障や破損が生じたときに修理や取り換えなどのサービスを行う保証です。

 

一般に『故障が多い』と言われるパワコン(パワーコンディショナー)は、この【製品保証】の対象機器です。

 

出力保証とは

出力保証とは、出力性能を一定期間保証することです。
何らかの理由によって、モジュールの発電効率が規定よりも下がった場合、問題があったモジュールの修理や交換のサービスが受けられます。

 

メーカーによっては製品保証と出力保証の保証期間がことなる場合もあり、カナディアン・ソーラーやサンテックパワーのように、製品保証よりも出力保証のほうが保証期間が長いメーカーもあります。

 

発電量チェックを忘れずに!

出力保証を受けるためには、発電効率悪くなったと言う事を証明する必要があります。
つまり、既定の発電量よりも低い発電量しか発電されていないことを証明する必要があるため、日ごろから定期的に発電量の記録をとっておくことが重要となるのです。

 

記録はある程度長期間にわたって記録し、総合的に判断する必要があります。
なぜなら、発電量は天候や季節に左右されるため、部分的記録では判断できないからです。

 

逆に言えば、発電量は一定ではなく常に変動するものであるため、一定期間に渡って取った記録から発電量を平均したものを数値化しなければ、発電量の低下に気付くことが難しいのです。

 

記録をとっておかなければ、多くの場合は、気付いたころには発電量が大幅に低下していることとなります。保証期間を過ぎていれば大変ですので、定期的に記録をとって一定期間ごとの平均の発電量を算出しておくことは重要です。

 

また、記録を取っていれば、いざ保証を受ける際にも発電量の低下について具体的な数値を示して症状を説明することが可能であり、保証をスムーズに受けることが出来ます。

 

メーカーごとの保証内容を比較しましょう

 

最近ではインターネットを利用したモニタリングサービスを提供しているメーカーもあるため、このようなサービスを利用してもいいでしょう。

 

このほか、火災や地震などの災害のために、太陽光パネルが故障する事も考えられます。
このような災害時にも補償制度を提供しているメーカーもあります。

 

補償の内容には無償で完全に修理をしてくれるメーカーもあれば、有償で対応しているメーカーもあります。
メーカーによって補償内容に差があるものの、基本的には修理費用を補償してくれます。

 

また、メーカー保証とは別に、家屋向けの火災保険の中には、太陽光パネルを屋根の一部とみなし、火災の際に破損したときに補償してくれる保険会社もありますので、既に火災保険に加入している場合には、補償制度があるかどうか確認しておくとよいでしょう。

 

販売店独自の補償

 

販売店や施工業者が、独自に補償サービスや点検サービスを行っている場合もありますので、これらは販売店や施工業者に直接確認してみましょう。

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太陽光発電の製品保証と出力保証