太陽光発電の寿命

太陽光発電の寿命

太陽光発電を導入するにあたって、様々な疑問や不安が生じることと思います。

よくある疑問

  • メンテナンスの方法
  • 太陽光パネルの寿命
  • 初期投資を回収するのにどれくらいの期間がかかるか

こちらでは、【太陽光発電の寿命】について、
『モジュール(太陽光パネル)』と『太陽光発電システム』に分けて説明します。

 

モジュールの寿命

寿命を延ばすためにはやはりメンテナンスが欠かせません。

一般的に、モジュールの寿命は30年とも半永久的とも言われています。

 

京セラのソーラーエネルギーセンター

一例として、京セラが太陽光発電の研究と啓蒙のために千葉県佐倉市に『ソーラーエネルギーセンター』を設立したのは1984年8月。
現在も順調に稼働しています。

 

とはいえ、設置後に一切手を加えずに放おっておいては、このように長期間安定して稼働するのは難しいでしょう。

 

適切なメンテナンスを行うことで、30年以上の安定した発電を続けることが出来ます。

 

発電量低下を如何に防ぐか

 

太陽光発電システムは屋根に設置するため、常に雨風にさらされた状態です。
その為、破損したりホコリがついたりすることで、発電効率が低下するのではないかという不安があると思いますが、このような心配はあまりしなくても大丈夫です。

 

日本品質保証機構の実験によると、モジュール(太陽電池が何枚か集まって作られる、太陽光を電気に変換するシステム)の汚れは、大抵の場合雨によって流されてしまうという実験結果が出ています。

 

ただし、鳥のフンなどや、油分がしつこい汚れは雨で落ちない場合があります。

 

そのような汚れが積み重なっていくことで、年間で1.0〜2.2%くらい発電効率が低下します。

 

発電効率の低下は発電総量の減少につながることは言うまでもなく、
売電量への影響から利益の減少、延いては初期投資の回収にかかる期間の長期化などに繋がるので、数年に一度は業者に依頼して点検してもらう必要があります。

 

点検の有効性と費用

洗浄だけでなく、破損等の早期発見

汚れに伴う発電効率の低下に関する点検の際には、その他の箇所も点検してもらう事が出来るため、破損などの早期発見も可能であり、太陽光発電システム自体の寿命を延ばすことにも繋がります。

平均1回2万円

メーカー等では【4年に1度】が推奨されていて、費用は1回約2万円前後です。

 

設置した業者に点検を依頼することが多く、業者からも設置時に定期点検について提案されることもあります。

 

最近では点検をメインとした業者も多くなり、太陽光発電のメンテナンスの重要性が見直されてきました。

 

太陽光発電システムの寿命

 

太陽電池そのものは30年くらいの寿命だとも、半永久的に使えるとも言われ非常に耐久力に優れているのに対し、太陽光発電システム自体はそこまで長寿命とはいきません。

 

パワコンの寿命がカギ

 

パワーコンディショナーの寿命は、多くのメーカーは10年〜15年と設定しています。

モジュールで発生した直流の電流を家庭で使えるようにするためには、交流に変換する必要がありますが、この役割をパワーコンディショナーが勤めています。

パワーコンディショナーは、通電している機器であるため、通常の家電製品と同程度の寿命と推測されています。

 

そのため、多くのメーカーが10年以上のシステム保証期間を設けています。

保証期間内であれば無償修理や無償交換対応となり、その後も継続して使うことが出来ますが、保証期間を過ぎてからパワーコンディショナーに不具合が生じた場合には維持費として修繕費用を負担する必要があります。

 

パワーコンディショナーの交換費用を考えると、やはり保証期間が終了する前に1回は点検を受け、不具合を早期発見し、保証範囲で修繕しておいたほうが結果として維持費が安く済みます。

 

ただし、太陽光発電システムが市販されてからあまり年数が経過していないため、実際の処はまだ不明ということも事実です。

 

言葉を換えれば、「太陽光発電システムの寿命=パワーコンディショナーの寿命」ということもできるでしょう。

 

このことを把握し、導入費用の他に維持費も考え、またメーカーや販売店・施工業者の保証も見据えて導入を検討することが大切です。

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太陽光発電の寿命は何年位あるか